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インド紀行(3)

今回は巡礼の地、リシケシにあるアシュラムで開催された「インターナショナル・ヨガ・フェスティバル」に参加してきました。
そこで毎日夕方、ガンジス川の畔で行われるアラティという火の儀式があります。
火でカルマを焼いて浄化し、ガンガーの水で流すのだそうです。

東日本大震災の震源地に一番近い土地は、宗教的に見ると最も神聖な場所だったようです。
ある方のお話では、浄められるべき所から浄められたのだとか。

地球は生きていて、地震や津波等の自然災害は地球の自浄作用だとする説があります。
人が自然と共に、地球と共に敬虔な気持ちで生きて行くことを忘れたことにより、そのような状況を引き起こしているのでしょうか?

インドの聖者と呼ばれる方々から、法話を聴く機会が度々ありました。
打ち合わせをしている訳でもないのに、皆さん同じようなことを話されました。

クリエーター(神)とクリエーション(人間等)の関係について。
我々人間は、神の創造物であり、即ち、神そのものであり、完全な存在なのだと。
そこには自我というものはありません。
世界は一つなのですから。
仏陀の説いた「空」という世界を、今こそ知るべきなのでしょう。
そして、本当の自分(真我)を思い出すべきなのでしょう。
宗教は関係ありません。
全ての人が幸せになるために、必要なのだと思います。

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by miyabina10 | 2012-03-11 22:39 | インド紀行